サービス紹介
各予防段階におけるサービスのご紹介
メンタルヘルス対策は1〜3次予防に分けて考えられています。
各予防段階における当社のサービスはこの表の通りです。
・1次予防とは、そもそもメンタルヘルス不調者が出にくいイキイキとした職場づくりのことです。
・2次予防とは、不調者や不調が疑われる方の早期発見・早期対応のことです。
・3次予防とは、メンタルヘルス不調により会社を長期にお休みした方の、休業中のケアおよび
職場復帰後の再発予防のことです。
会社の実情に応じて優先順位をつけて
対策を計画することが重要です。
カウンセリング
カウンセリングとは
カウンセラーと相談者が対話を通して問題解決を目指す方法です。
弊社のカウンセリングでは主に以下のことを行います。
・相談者の問題の整理
・今できること、今やらなくていいことの区別
・当面の課題および目標の設定
・考え方や行動のパターンの整理
・ストレス場面への対処法の検討
相談者が自分の抱えている問題を整理でき、「ひとまずこう考えよう(これを試してみよう)」と思えると、気分が改善し、当面の目標となる行動を取ろうという気持ちが生まれてきますので、状況も改善しやすくなります。
カウンセリングではこのようなプロセスが起きることをカウンセラーが支援します。
カウンセリングは1回で終結する場合もあれば、継続的に行う場合もあります。
相談内容によっては医療機関への受診を勧めることがあります。
また、ご本人の同意を得た上で、カウンセラーが経営者、人事・労務担当者、上司、産業医等と連絡を取り、状況の改善に向けて協議することもあります。
カウンセリングでよくあるご相談内容
・職場の人間関係で悩んでいる
・仕事に集中できない、モチベーションが低下している
・思うように仕事のスキルが上がらない
・家族・親族についての悩み事がある
・仕事の疲れがとれない
・体調不良が続いていて受診すべきか迷っている
・医療機関に通っているが気分や症状がなかなかよくならない など
コンサルテーション
コンサルテーションとは、悩みや不調を抱えるご本人からの相談ではなく、その周囲の方(経営者、人事担当者、上司等)からのご相談に応じ、助言をすることです。
コンサルテーションでよくあるご相談
・体調不良で休みがちな従業員に対してどのように対応したらよいか
・教えてもなかなか仕事を覚えない部下がいる
・職場で人間関係のトラブルを起こす部下がいる
・休職して復帰してきた部下にどう接したらよいか
・復帰を希望している従業員の復帰の判断はどのようにしたらよいか
弊社のコンサルテーションでは、問題となっている従業員や職場の状況について詳しくお話をうかがい、問題の改善・解決のための具体的な助言を行います。
ご本人へのカウンセリングにつなげて頂ければ、ご本人の体調を確認し、必要に応じて適切な医療機関への受診を勧めます。
さらに、ご本人の同意を得た上で、人事労務担当者の方や職場の上司の方にカウンセリングの結果をフィードバックし、会社としての適切な対応について提案いたします。
メンタルヘルス不調の方への対応の「正解」は1つではありませんので、ご本人を含めた関係者が納得のいく方針を作れるよう支援いたします。
職場復帰支援
職場復帰支援とは
メンタルヘルスの不調により長期に会社を休業した方が、スムーズに職場復帰するように会社が支援することを一般に「職場復帰支援」と言います。
そして「職場復帰支援」がうまく進むように、会社の規程やルールに沿って作られたその会社独自のプログラムを「職場復帰支援プログラム」と言います。
ノーチェは、お客様の会社の「職場復帰支援プログラム」の作成および運営に関するご相談にお応えいたします。
また、人事・労務担当者や健康管理スタッフの方々と連携し、休業中のケアから復帰後のフォローまで継続的にサポートいたします。
メンタルヘルス研修
セルフケア研修
「セルフケア」とは、自分の健康を自分で守る意識や努力のことです。
メンタルヘルスに関しても、自分で健康を守っていこうという心がけが重要です。
そのためには、ストレスに関する基礎的な知識を身につけ、自分なりのストレス対処法を用意しておくことが大切です。
とりわけ新人社員や若手社員の方々にとっては、仕事上のストレスへの対処の仕方や、ピンチのときの切り抜け方についての知識やスキルを早いうちに身につけておくことは、心の健康を保つためだけでなく、仕事のパフォーマンスを維持するためにも、極めて大切なことです。
弊社のセルフケア研修では、演習を通して、仕事上のストレスに対処していくことの大切さと、ストレス対処法を増やしていくコツを学んで頂くことをねらいとしています。
ラインによるケア研修
「ラインによるケア」とは、管理監督者ないし管理職によるメンバーへのケアのことです。
管理監督者ないし管理職の方々に、メンタルヘルスに関する偏見や思い込みがあると、職場のメンタルヘルス不調者への適正なケアが遅れます。
不調者本人の体調が悪化するだけでなく、周囲のモチベーションの低下や、新たな不調者の発生を招きやすく、職場全体の生産性が落ちてしまいます。
管理監督者ないし管理職の方々が、メンタルヘルスの基礎的な知識を身につけ、メンタルヘルス不調が疑われる方を早期発見し、早期対応することは、安全配慮義務の観点からも必要なことです。
弊社のラインによるケア研修は、主に2種類あります。
①ラインによるケアの1次予防研修
そもそも不調者が発生しにくい職場づくりのための基礎知識や、管理監督者ないし管理職の方々のためのストレス対処法(アンガーコントロールなど)について学んで頂くことをねらいとしています。
②ラインによるケアの2次予防研修
不調が疑われる方への声のかけ方、ヒアリングの方法、対応方針の作り方をご説明します。
復職者への対応方法のポイント(3次予防)についても学んで頂きます。
事例にもとづく演習を通して、不調者へのケアの重要性および職場にとってのメリットを学んで頂くことをねらいとしています。
ストレスチェック
ストレスチェックの上手な活用を
「ストレスチェックの実施はしているが、結果をうまく活用できていない。やりっぱなしになっている」というケースは少なくありません。
担当者の方々は多忙な中で、なかなか実施後の活用まで手が回らないというのが現状ではないでしょうか。
株式会社ノーチェでは、人事担当者の方向けに、実施後の高ストレス者のケアや職場の課題解決のサポートをしております。
ストレスチェックをきっかけとした管理職研修や一般従業員向け研修もご用意しております。
従業員の皆様が大切な時間の中で回答された結果ですので、少しでも効果的に活用できる取り組みをご提案させていただきます。
ストレスチェックの導入や実施についてもお気軽にお問い合わせください。
* 自社または他社でストレスチェックを実施している企業様のご相談や研修のご依頼をお引き受け致します。
* 弊社にてストレスチェックの実施をお引き受けする場合には、提携先の株式会社HRデータラボ「ストレスチェッカー」をご案内させていただきます。
* ストレスチェックを上手に活用するためのポイントについては
こちらのコラム
をご参考にしてください。